18歳未満の制限強化!メッセージや動画閲覧規制
米Meta(旧フェイスブック)が、ネット交流サービス(SNS)のインスタグラムにおいて、未成年ユーザーを危険から守るため、18歳未満を対象とした「ティーンアカウント」設定を強制的に導入すると発表しましたね!
対象は日本を含む全世界です。
米国では、SNSを介して未成年が知らない大人とつながり、性的搾取などの被害に遭う事件が社会問題となっており、SNS大手に対策が求められていたからです。
導入後は、18歳未満の利用者に割り当てられたアカウントが、自動的に非公開の「ティーン・アカウント」へ移行します。
導入内容
(写真のタグ付けやコメントなどもフォローしている相手限定)
フォローしていない相手からのメッセージは受信できなくなります。
暴力や美容整形などを含む動画の閲覧が制限され、発見タブやリール動画に表示される「センシティブ」なコンテンツも制限されます。
1日の利用時間が60分を超えた場合は、アプリを終了するよう通知が届きます。
睡眠時間を確保するため、午後10時から午前7時の通知は消音設定となります。
(利用者が年齢を偽っていないかを自動的に調べる技術も開発中です)
保護者用管理ツールに加わる新機能 / 監視機能の強化
保護者は、自分の子どもが過去7日間にメッセージのやり取りをした相手のアカウントを確認できます。
1日の使用時間や夜間、特定の時間帯の使用に制限をかけたり、自分の子どもが閲覧しているコンテンツのトピックを確認したりすることが可能です。ルを作成することが、おすすめに掲載されやすくなるポイントです。
ティーン・アカウントへの移行時期
EUでは今年中に導入され、日本を含む全世界には来年1月から拡大されます。
なお、フェイスブックなどMetaが運営する他のSNSでも、来年以降に移行が進められる予定です。
この機会に大人のわたし達もSNSとの向き合い方を見直してもいいですよね。
時には、携帯ではなく、空を見る時間も大切にしていきましょ♪