「頑張って投稿しているのに、なぜか集客につながらない…」そんな風に感じていませんか?
2025年のInstagramは、これまでの“フォロワー数”重視から、“関係性の深さ”を重視する流れに大きくシフトしています。単にバズる投稿を狙うのではなく、フォロワーとの信頼関係を築いていくことが、これからのインスタ集客では鍵になってくるのです。
この記事では、2025年上半期に起きたInstagramの集客トレンドの変化を振り返りながら、今すぐ実践できる対策や、実際に売上アップにつながった事例まで、たっぷりとご紹介していきます。7月以降の戦略を立てる参考に、ぜひ最後までご覧ください。

2025年上半期Instagram集客トレンド総まとめと、7月からの対策ポイント
2025年の前半、Instagramのアルゴリズムやユーザーの動きに大きな変化が見られました。
ざっくりまとめると、次の3点が大きな潮流です。
- リール投稿が以前ほど伸びづらくなってきた
- ストーリーズやThreads(スレッズ)など、会話・共感を生む機能の活用が重要に
- 「売り込み」ではなく「関係性」を築く投稿や導線が強く求められるように
つまり、発信の“質”や“文脈”、そして“人間味”が以前にも増して大切になってきています。
実際にどう変わってきたのでしょうか?
2025年上半期、Instagram集客はどう変わった?
リールが伸びづらくなった?最新アルゴリズムの変化
以前は「まずはリールでバズを狙おう!」という流れが主流でした。ところが、2025年に入り、アルゴリズムの仕様変更によりリールの“表示優先度”が下がりつつあります。拡散力が弱まった印象を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その一方で、動画の内容やコンテキスト(前後の流れ)を重視する傾向が強まり、バズ狙いの薄いリールよりも、しっかりと意図や価値が込められた投稿が選ばれるようになってきています。
ストーリーズ・Threadsの活用が伸びた理由
今、注目を集めているのが「ストーリーズ」と「Threads」です。
ストーリーズは、“日常の一コマ”を気軽に共有でき、フォロワーとの距離を縮めやすいツールです。特に「投票」「質問」「DMでの会話」など、アクションを促す機能が豊富で、エンゲージメント(関わり)を自然に生む仕組みが整っています。
Threads(スレッズ)も、短文でリアルタイムな思いや考えを共有できるため、フォロワーと会話する感覚が近く、ファンづくりに有効です。
「売り込み」より「共感・会話」が重視される傾向に
商品やサービスのPR投稿だけでは、なかなか反応が得られなくなってきました。今、求められているのは「共感」や「会話」を生む投稿です。
自分の体験談や日常での気づきをシェアすることで、「私も同じ!」と感じてもらいやすくなります。コメントやDMでのやり取りを通じて信頼関係が深まり、結果として申込みや購入に繋がるのです。

成果が出たアカウントに共通するポイントとは?
では、実際に成果を出しているアカウントには、どんな共通点があるのでしょうか?見ていきましょう!
世界観よりも「体験ストーリー」を重視
おしゃれなフィードや整った世界観よりも、
「どんな想いで活動しているのか」
「どうして今の商品やサービスを提供しているのか」といった
背景やストーリーに反応が集まっています。
自分自身やお客様の変化を語る“リアルな体験”こそが、心に響く投稿になっているのです。
リール・スレッズ・ストーリーズの連動活用
成果が出ている人たちは、「単発で投稿して終わり」ではありません。
リールで興味を引き、ストーリーズで関係性を深め、Threadsで日常を共有する──。
それぞれの機能を目的に応じて使い分け、つながりを強化しています。
見せ方より「関係性」を築く導線設計
「魅せる」よりも「関わる」がキーワード。リールや投稿で気づきを与え、ストーリーズで共感を育て、DMやLINEに繋がるような仕組みを整えているアカウントが成果を出しています。
実際のアカウント事例で見る!上半期の変化と成功ポイント
成果を出しているアカウントの事例をご紹介します。
事例①:フォロワー2,000人のセラピストさん
40代女性のセラピストAさんは、
もともと「リールでの拡散」を狙った投稿が中心でしたが、反応が落ち込み悩んでいました。
そこで、2025年からは“ストーリーズ中心”の発信へ切り替え。 毎朝「今の気持ち」や「お客様とのエピソード」をストーリーズで発信し、それを“人柄が伝わるハイライト”にまとめるようにしたところ、DMが急増しました。
結果、フォロワー数はほぼ変わらないままでも、体験セッションの申し込みが3倍に。
✔ ポイント:拡散ではなく“安心感”を重視することで、信頼が集客につながりました。
事例②:ハンドメイド作家さんの「共感型発信」
雑貨系の作家Bさんは、以前は「商品画像+価格」中心の投稿をしていました。
しかし反応が薄く、「カタログみたいでスルーされてしまう」と悩みを抱えていました。
そこで、「作品が生まれた背景」や「お客様の声」「自分の想い」を取り入れた体験ストーリー型の発信に切り替え。 Threadsでも制作過程や感情をリアルにつぶやくことにしました。
結果、“共感”と“ファン化”が進み、リピート購入者も増えていきました。
✔ ポイント:「売れる投稿」とは、商品を売ることではなく、“自分とつながりたい人”を集めることにフォーカスすること。

7月以降の仕込みに使える!インスタ集客戦略
これまでの変化を踏まえて、7月以降の戦略を立てていくには、どんな準備が必要でしょうか?
一緒に考えていきましょう!
夏のキャンペーン設計に使える3つの導線
7月に入ると夏休みが来ます。6月からの準備でも遅いくらいですが、季節の変わり目はキャンペーン時です。
ぜひ準備してはいかがでしょうか。
- ストーリーズ×LINE登録:ストーリーズで限定キャンペーンや特典を告知し、LINE登録へ誘導。
- Threads×リールの連携:Threadsでリアルな声を共有し、リールで印象的なビジュアルを活用。
- ハイライトの整理:今すぐ申し込めるメニューやサービス紹介、実績などをまとめたハイライトで“導線の整備”を。
秋冬に向けた「リード獲得導線」の準備
夏はちょっと準備が短い・・と感じる方は秋以降に本格的に販売する準備を今からしていきましょう!
7〜9月の間に「信頼関係を築ける投稿」と「無料プレゼント」などの導線設計を整えておくのがベストです。
LPやメルマガ登録フォームをInstagramからスムーズに誘導できるように、準備を始めておきましょう。
新しい出会いを作るThreads活用術
インスタと連携しているThreadsの活用に迷っている方もいるのでは?
「どうしても不安な日」「やる気が出ない朝」など、リアルな感情を表現して共感を得る投稿が有効です。
活用してみてください。
まとめ|上半期の変化を味方につけて、夏からの集客に備えよう
2025年上半期のInstagramは、“フォロワー数”よりも“関係性の深さ”が重視される時代に突入しました。
これまでのように「映える投稿」や「リールの再生回数」だけを追い求めるのではなく、どれだけフォロワーとの信頼関係を築けるかが鍵。
今後は、
- 共感と会話を意識した発信
- ストーリーズやThreadsを活用した“日常の関わり”
- 商品ではなく“あなた自身”に興味を持ってもらう投稿
を意識することで、無理なく、そして着実に集客につながっていくでしょう。
7月以降、焦らずコツコツと、関係性重視のインスタ戦略を仕込んでいきましょう!
