〜届けるから、届きあう時代へ〜
「投稿しているのに、なかなか反応が伸びない…」
「頑張っているのに、思うように申し込みや売上につながらない…」
そんな悩みを感じている方にこそ、今のインスタの“本当の変化”を知ってほしい。
2025年、インスタの使い方は確実に変わりつつあります。
その方向性を明らかにしたのが、Instagram CEOアダム・モセリ氏の最新発言。
この記事では、インスタの最新動向をわかりやすくまとめながら、
「両想いマーケティング講座」主宰・いわぶちさつきの視点から、
これからビジネスにどう活かしていくべきかを考察していきます。
Instagram CEO アダム・モセリ氏の最新発言まとめ(2025年版)
●Instagramは「シェア型SNS」に進化している
投稿よりも、ストーリーズやDMなど“親しい人との共有”が重視される流れに。
●短尺動画(リール)がリーチ拡大のカギ
特に「最初の3秒」で感情をつかむ構成が重要。シェアされやすい内容が評価されやすい。
●「オリジナルコンテンツ」が最重要に
再投稿・転載はアルゴリズム評価が低く、自分らしさやストーリー性が求められる。
●「送信(DMシェア)」が最強の評価指標に
いいね・保存よりも、誰かに“送りたくなる投稿”が高く評価される傾向。
●インスタ内の検索精度が進化中
フィード投稿だけでなく、キャプションやコメントも検索対象になる。
●アルゴリズムは“毎日”変わっている
一時的な流行より、継続的に“人に届く発信”をし続けることが大切。
こうした変化を、あなたの発信やビジネスにどう活かしていけるのか?
ここからは、CEOアダム・モセリ氏の発言をもとに、それぞれのポイントをもう少し丁寧に解説しながら、
「なぜ今、反応が出にくくなっているのか?」
「これからはどんな発信が届きやすくなるのか?」
という視点で、両想いマーケティング講座的な考察をお届けしていきます。
単なるテクニックではなく、
“自分らしさ”や“共感される発信”を大切にしたいあなたにこそ、ぜひ読み進めていただきたい内容です。
① インスタは「投稿型」から「シェア型」へ。
“見せる”から“届きあう”への転換
モセリ氏が何度も強調しているのが、
「ユーザーは、よりクローズドな場でのやりとりを好むようになってきている」ということ。
これまでのインスタは「映える写真を投稿する場」でした。
でも今は、ストーリーズやDMで“親しい人と何を共有するか”が主流になりつつあります。
たとえば、Aさんが「この投稿、○○さんにピッタリかも」と思ってDMで送りたくなる。
その“紹介”の連鎖こそが、いま最も価値ある行動とされているのです。
これは、両想いマーケティングで大切にしている
「心から届けたいと思える人に、本当に届く設計」と非常にリンクしています。
だからこそ、今必要なのは“たくさんの人に見せる投稿”ではなく、
「あの人に教えたい」「誰かに贈りたくなる」コンテンツなのです。
② リールは3秒勝負!
「短いからこそ本質が伝わる」
リール(短尺動画)は、今やインスタにおけるリーチ拡大の主役。
ですが、ただ流行りに乗るだけでは結果は出ません。
モセリ氏が語るのは、「最初の3秒が命」ということ。
スクロールの中で、ユーザーが一瞬でスワイプしてしまう今、
「パッと見て、惹きつけられるかどうか」がすべてを決めるのです。
たとえば、以下のような冒頭は反応が高くなります。
- 「昔のわたしに見せたい一言」
- 「これ、どう思う?」と問いかける冒頭
- 「“その人の未来”が見えるようなシーンを先に見せる」
そして大切なのは、派手な演出や美しさではなく、感情が動くストーリー。
“整ってないけどリアルな声”
“悩みの中で見つけた小さな気づき”
そういった“本音のシェア”が、今の時代のReelsでは支持されやすい傾向があります。
③ 「オリジナル」でなければ、届かない
インスタのアルゴリズムは、「同じような投稿があれば、オリジナルを優先する」と明言しています。
つまり、「よくある解説」「誰かの受け売り」では、評価されにくい時代。
逆にいえば、どれだけフォロワーさんが少なくても、
“その人にしか語れないこと”がある投稿は、しっかり届く可能性があります。
たとえば、同じ「自宅でできるストレッチ」でも、
- 「育児で腰がバキバキだった私が、10分で救われたストレッチ」
- 「3歳の息子がマネするほど簡単な、ママの朝ストレッチ」
という“自分の体験を起点にした語り”には、想いがのります。
等身大のリアルさ・物語性・自分視点。
これが、これからの発信で一番の武器になるのです。
④ DMで送られた数が“最強評価”になる時代
今、「送信」=DMでのシェア回数が、アルゴリズムで最も強く評価されていることをご存知ですか?
保存やいいね、コメントよりも、
「誰かに紹介したくなるかどうか」が注目されているのです。
これは、マーケティング的にも非常に深い話です。
人は“ 共感 ”や“ 驚き ”を感じたときに、他者に伝えたくなる。
だからこそ、バズる投稿よりも、心が動いて“ 語りたくなる投稿 ”のほうが、ビジネスにはつながります。
・誰かの背中をそっと押す言葉
・ついスクショしたくなる図解
・「まさに私のこと」と思えるエピソード
こうした“ 感情の翻訳力 ”が、DMシェアを生み出す原動力になります。
⑤ 検索に強い投稿は、“言葉の設計力”が決める
インスタの検索機能も進化しています。
画像だけでなく、キャプションやコメントの文章も検索対象になるようになってきました。
つまり、SEO的な発想=「どんな言葉で検索されるか」も考える必要が出てきたということ。
例えば、「副業 ママ インスタ 集客」などで検索されたときに、
しっかり引っかかるような文章をキャプション内に入れておくことで、
検索から新たな出会いが生まれるようになります。
ただし、ここでも大切なのは、「キーワードの羅列」ではなく、自然な流れで言葉にすること。
読み手の心にすっと入るような語り方で、想いとキーワードを掛け合わせていきましょう。
⑥ アルゴリズムは変わる。でも“軸”は変わらない
モセリ氏は「アルゴリズムは毎日変化している」と明言しています。
昨日の正解が、明日には通用しない。
そんな世界に私たちは生きています。
でも、だからこそ大切なのは、
「流されない軸」を持って発信すること。
どんなに仕様が変わっても、
“ 本音でつながる発信 ”
“ 誰かを想って届けること ”
この本質は変わりません。
両想いマーケティングでは、
「数字より、共感の深さ」
「売るための発信より、届くための発信」
を大切にしています。
だから、テクニックを覚える前に、
「誰に、どんな気持ちで届けたいのか」を、今一度立ち返ってみてくださいね。
【まとめ】
2025年、インスタ運用のカギは“共感を起点としたシェア”
●投稿よりも「DMで送りたくなるか」で評価が決まる
●リールは“3秒で感情を動かす”視点が必須
●オリジナル性が最強の武器になる
●SEO視点の“言葉の設計”が出会いを広げる
●アルゴリズムの変化に一喜一憂せず、“自分軸”で発信を続けよう
時代の波にのまれるのではなく、
自分らしいビジネスと発信の形を見つけ、
必要な人に、必要なタイミングで、ちゃんと届くように。
「届ける」だけで終わらない。
あなたの想いが、ちゃんと“届きあう”世界へ。
それが、わたしたち『両想いマーケティング講座』が目指す未来です。