こんにちは。Instagramで発信をがんばっている女性起業家の皆さんへ。
今日は、見逃せない「インスタの大きな変化」についてお話しします。
2025年12月16日からMeta社が、Instagram・Facebookをはじめとしたグループアプリにおいて、AI活用をさらに進化させる新しい仕様を導入すると発表しました。
ただの技術アップデートではありません。
わたしたちの発信スタイル、そして集客導線そのものが変わっていくきっかけになるかもしれない、大きな出来事なんです。

「投稿を見るだけの時代」は終わる?AIが“本音”を読み取るように
今回のアップデートの最大のポイントは、
Instagramが「ユーザーの好みや関心」を、これまで以上に深く読み取るようになるという点。
今は、「どんな投稿を見たか」「誰にいいねをしたか」など、“表に見える行動”が中心です。
でも、これからはなんと――
ユーザーがAIに相談した内容までもが、
Instagramのフィード表示やおすすめ投稿、さらには広告の内容にまで反映されるようになるそうなんです。
たとえば、こんな風に変わります
想像してみてください。
ある女性が、Instagram内のAIアシスタントにこう相談したとします。

「インスタで集客がうまくいかないの・・」
すると、彼女のフィードには“集客のヒント”に関する投稿が増えていく。
あるいは、別の方が



「50代になって、食生活を整えたいなあ」
すると今度は、健康的なレシピや女性の体調管理に関するアカウントの投稿が表示される。
つまり、「AIとの会話の中で出た“本音”」が、投稿の表示内容に直結するようになっていくんです。
この変化、どう感じますか?
私は、ちょっと怖いような、でもすごくワクワクもしています。
なぜなら、「本当に困っている人」にこそ、私たちの発信が届きやすくなるから。
個人起業家こそ、集客導線の“入口”が変わることを知っておこう
ここがとっても大事なポイントです。
Instagram集客ではこれまで、
- フォローしてもらう
- いいねしてもらう
- 投稿を見てもらう
という「目に見えるアクション」から集客が始まっていましたよね。
でも、12月16日以降は、
「AIにどんなことを相談したか」=“集客導線の入口”になってくるのです。
つまり、ユーザーの悩みや関心が「言葉」としてAIに渡った瞬間、
それに呼応する投稿が表示され、そこから“出会い”が生まれる可能性が高くなる。
言い換えれば、
ユーザーの“質問”が、私たちの投稿とつながる未来が来るということです。
じゃあ、わたしたちは何を整えたらいいの?|3つのポイント
この大きな変化に向けて、今からできることは何か?
女性起業家として発信しているわたしたちが、今こそ整えておきたいことを3つにまとめてみました。


① ユーザーが“AIに相談しそうな悩み”を、投稿に入れておく
これは、これからのInstagram運用でとっても大切な視点です。
たとえば、こんな言葉を投稿に自然に入れてみてください。
- 「インスタ投稿してるのに、どうして申し込みがこないんだろう?」
- 「フォロワーは増えたのに、売上が伸びない理由って?」
- 「売り込まずに選ばれる方法、あるのかな?」
- 「ThreadsとInstagramってどう使い分けたらいいの?」
こうした“AIに相談しそうな質問”をキャプションに盛り込むことで、
アルゴリズムが「これはこの悩みに関係する投稿だ」と判断しやすくなる可能性があります。
これまでの「キラキラ投稿」よりも、“悩みに寄り添う発信”が選ばれる時代になるかもしれません。


② 投稿は「問い → 共感 → 小さな答え」の構造で書く
AI検索時代は、すべてが「質問」から始まります。
だからこそ、投稿もその流れに合わせてみましょう。
まず、ユーザーが抱えていそうな問いを最初に書く。
そして、「その気持ち、わかりますよ」と寄り添う言葉を入れて、
最後に、小さくてもいいから“できそうな一歩”を提案する。
この3ステップを意識するだけで、「なんだかこの人、わかってくれる」という安心感が生まれます。
集客において、“共感されること”は、何よりも強い武器になります。


③ 広告は“質問ベース”で設計してみる
広告運用をしている方も、ここがポイントです。
これからは、広告の入り口も「AIへの相談」になる可能性が高いと言われています。
だから、広告コピーやバナーの一文にも、質問ワードを入れておくと反応が変わってくるかもしれません。
例)
- 「インスタ投稿してるのに申し込みが来ない理由、知りたくありませんか?」
- 「売り込みなしで選ばれる導線、整ってますか?」
問いかけから始まる広告は、それだけで相手の“検索的思考”を刺激し、
クリックや登録につながりやすくなります。
AIで読み取られるのは、数字ではなく“本音”。だから、言葉がもっと大事になる
今回のInstagramアップデートを一言で表すなら、
「AIで読み取られるInstagram」への進化です。
インスタがいよいよ、数字やアルゴリズムだけでなく、
ユーザーの“言葉”や“心の声”をもとに世界を見せてくれる場所になっていきます。
だからこそ、発信者であるわたしたちは、
- ユーザーの“質問”に耳をすますこと
- 共感から始まる言葉を選ぶこと
- 情報よりも「気持ち」に寄り添うこと
これらを、大切にしていきたいなと思います。
“派手さ”や“見せ方”よりも、心が通う発信が選ばれる未来が、もう目の前まで来ています。
12月16日以降、Instagramはもっと“言葉の力”が響く場所になります。


